先日、自分も愛用しているBlack Smokerの特別モデル
"Black Cloud Private Reserve"DELTA PR004(中古)を試奏する機会がありました。
お値段もそれほど高くなかったので期待を胸にお店に伺いました。
とても素敵なルックスをしておられます。
スペックはこんな感じ。
Body: L.Ash2P on Flame Maple AAAA
Body Finish: Lacquer
Neck: Madagascar Rosewood 1P
Neck Finish: Lacquer
Frets: Jescar FW47104
Neck Size: 648scale 22F
Neck Shape: Asymmetry Shape
Radius: 305R
Pickups: Original USA Pickup S-S
Control: 1Vol-1Tone 3Way CTS250K
touichi oil Cap w/high-pass & smooth taper
Tuners: Gotoh SGS510 Spl
Bridge: Gotoh BS-TC1
Color: Black
ネックがマダガスカルローズウッドというのが惹かれます!
ボディもアッシュ+フレイムメイプルで塗装もラッカー。
これは、「テレキャスらしい暴れるサウンドで、このブランドの演奏のしやすさが加われば最高では?!」と期待で胸が膨らみます。
そして、いざ試奏へ!
「あれ?!、、、、、」
予想通り、演奏性は抜群です。所有しているFUTURAよりネックは細いですが非対称ネックによる左手へのフィット感は安心できます。
ただ、サウンドが大人しい、、、。
表現が難しいですが、とてもアダルトな綺麗な音がします。
「無骨なテレキャス!」と言うよりは、「テレのルックスをしたモダンなギター」です。
「歌バンの中でキッチリとコードを弾いて、ソロでジューシーなメロディを弾く」
そんなイメージです。
恐らく、「テレのルックスで良いギターが欲しい!」と言う人にはバッチリです。
ただ、僕が欲しかったサウンドは「良質なテレキャスのサウンド!」でした。
暴れる感じがありつつも、優しく弾けばソフトに、そしてカリッっとした芯を残しながらも甘さを感じさせるサウンド。
理想は御大ロベンフォード!!
(LIVEは全編テレキャスなのに、サムネはなぜかリヴィエラ、、、)
レスポールや335の時にも感じたのですが、GibsonやFenderの高価格帯のモデル いわゆるCustom Shopクラスのモデルって、往年のサウンドを醸し出してます。
各メーカーも構造的に似たように作って近しいサウンドのギターを作っていると思いますが、結局「Gibsonの音が欲しければGibsonをFenderの音が欲しければFenderを買え!」と言うことかもしれませんね。
ただ、テレキャスターの場合、構造が比較的シンプルなためか、いろんなメーカーが作っています。そして、各メーカーが自分たちなりのトーンを提案していると思います。
お店のスタッフさんに"Black Cloud Private Reserve"DELTA PR004の印象と自分が欲しいサウンドイメージを伝えると、2つのブランドのギターをご提案いただきました。
長くなったので、次回へ持ち越します、、、。