今日は、愛用しているJames Tyler Japanを調整に馴染みのお店を訪問しました。
そこで、別の常連Aさんに遭遇したのですが意気揚々とギグケースを叩きながら「(ギター)持ってきました!」と興奮気味に店長さん+僕に話しかけてきました。
若干の振りを重ねた後、2人とも「まさかの?!Tyler?!!」と。
Aさん、満足気に「見てください!」とギグケースをオープン。
出てまいりました!James Tyler Japan Studio Elite HD Quilt Maple Top!
中古で購入したらしいのですが、コンディションは良い感じです。
シリアルから2018年製のようです。
折角なので、店長さんのTylerも交えて試し弾き!
左から順番に。
1.Black/タイプ:Classic 、ボディ:アルダー、
ネック:メイプル、指板:ローズ
2.Jim-Burst/タイプ:Studio Elite,ボディ:メイプルトップ+マホガニーバック、
ネック:マホガニー、指板:ローズ
3.Trans Blue Burs/タイプ:Studio Elite,ボディ:メイプルトップ+マムヨバック、
ネック:メイプル、指板:ローズ
リアピックアップは、3本ともSuperでした。
とはいえ、3者3様の木材構成なので、どれも音が違います。
あえて表現するなら、
1:オーソドックスなストラトサウンドを進化させた感じ(中域にピークあり)
2:PRSをより華やかにした感じ(中低域にピークあり)
3:Tylerらしいサウンド(モダンすぎるわけではないがハイ寄り)
ここで、珍事件が発生します。
Aさん曰く「リアですが、もう少しハイが抜けて欲しいんで、ピックアップをどこか他社のヤツを積むと変わりますかね?」と質問が出たのです。
残る2人は「(カタチが)スラントなので、他社品は積めないよ?」と真顔で答えます。
すると、Aさん「えぇ〜〜〜?!」と(笑)。
指摘されるまで気づいてなかったようです。有名ブランドギターを数本所有・経験していても、Studio Eliteのピックアップレイアウトがスラント(斜め)になっていることを知らなかったようです。
メイプル指板だったら、Aさんの好みの音に近づいたかもしれませんね。でも、3のスペックがいわゆるTylerらしいスペックなので、アンプのセッティングやケーブルを変えたりするといったことでも好みに寄せることができそうな気がします。
以上、同じメーカーで同じピックアップを積んでいても、木材でガラッと音が違うことが検証できた試し弾き‼︎な日でした。