tontonemusicの日記

音楽・ギターや日常を徒然と描いています。

James Tyler 探索物語11 Jim Burst 編

James Tyler Japan Studio Elite HD Jimburst  2022

Maple Top +Mahogany Back  Mahogany Neck

 

以前、仕込んでいた(?)James Tyler Japanが完成しました!

James Tyler Jim Burst Maple Top + Mahogany Back

<SPEC>
Body : Quilt Maple Top/ Solid A Mahogany Back with Natural Binding
Neck : Mahogany/Standard 59-Shape
Fingerboard : Slab Rose/ 11Radius
Fretsd : 22F/ Jascar #57110
Tuners : Hip Shot Locking
PU : (N)Retro/(M) JTS 5500/(B) JTH Super
Bridge : G2TS
Control : 5-way Lever PU Selector with Super Switch/ Master Volume/ Master Tone/ Mid Boost Control/ Mid Boost Bypass SW,Coil Split SW×2

Finish : Urethane

■Japanオリジナルロゴ入りSKB Hard Case、スペックシート他付属

 

『仕込んだ』と冒頭に書きましたが、正確には「こういうスペックがあると、僕らの好きなサウンドが出るのでは?」とスタッフさんと話しながら、お店用として他の仕様と併せてオーダーされたアイテムです。

オーダーしたのは2021年の8月だったので、ほぼ1年掛かって完成したことになります。

本人達も「いつ、出来上がるんでしょうね、、、?」と、半ば諦めていた一本。

 

こだわったのは、ネック。

2人ともTylerは好きなんだけど太いネックが好きなため、シェイプをよくある【Extra-Thin '59】ではなく【Standard '59】で。

そして、木材は【マホガニー】でオーダーしてみよう。と決定しました。

 

漠然とした思いとしては、『レスポールっぽいテイストをTyler流に落とし込む』感じでしょうか?

まあ、1年前のことなので思い出しながら、何となくのイメージです。

James Tyler Japan Jim Burst Maho Back

嬉しかったのは、メイプルトップ+マホガニーバックと言うボディ構成でありながらも軽量(3.36kgくらい)に仕上がったことです。

近年、マホガニー材も重量が増している傾向にあるように思います。

G社のLPタイプは、CSラインとレギュラーラインでは如実に重量が異なる傾向が強いように感じます。

一概に軽量なボディの場合、サウンドも軽くなる傾向にはあるようですが、個人的に重いギターは持つ気になりません。

それに、以前、知人から貸していただいていたG社ヒスコレのLPも軽量でしたが、カラッとした鳴りでとても扱いやすかった記憶がありますので、僕的には軽量なギターが悪いとは思っていません。一方で、重いギターならではのサウンドもあることも承知してます。LPカスタムなんかは、顕著かな?と思います。

 

話は戻して本機のサウンドですが、決して軽いサウンドではありません。Tylerのベーシックなマムヨと比べると重心は低めです。もっとも、Tyler自体が重いサウンドではないのですが。。。

正確にはTylerが特徴として持つシャリーンとしたサウンドに加えて、マホガニーネックならではの甘いトーンが加味された感じでしょうか。

加えて、ネック側にRetroハムバッカーを搭載したことにより、かなり甘いサウンドが出せます。ここにミッドブーストも加えると、LPとは行かないまでも甘いサウンドが出せる感じです。

一方で、ブリッジにはパワーのあるSuperを搭載しているので、しっかりとヘヴィなサウンドが出せます。試奏の際に、思わずMIracle Manを弾いてしまうくらいでした(笑)

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